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e.通報の所有権
(2)スケジュール
データリンクのMASPSは1998年中頃に完成し、関連作業が1999年迄継続すると考えており、CNS/ATM Package−1のタイムスケールに併せて検討。
CNS/ATMの記録は、現在のボイスレコーダ(CVR)が固体メモリー化されたものに移行する時期になると考える。内容を全て記録することは困難で、HMl(Human/Machine Interface)に関係するものだけと考えており検討中。
航空機側の記録は最大2時間であり、地上のサービスプロバイダ側での記録の協力が必要、しかし、地上側はCNS/ATMに限定することは困難である。(キャラクターオリエンテッドの場合はラベルで判別可能ではあるが…)
(3)質疑
フラッシュメモリーは高価なのに必要性は?基本的な要件を検討しいる別のグループで検討中である。
記録に関する検討状況?FAA/CAAは、現行のCVR/FDRに加えてこれらの二重装備が必要と考えている。
3.1.1.2.3.7 EOLIA(Mr.A.Orr,NATS/UKCAA)
航空界がATNを利用して享受できるベネフィットについて検討している欧州のコンソーシアムであり、ICAO及びEATCHIPプログラムとリンクした活動を行っている。プロATNプロジェクトと共同で作業中。
システム・デモンストレーションを1998年中頃を予定し、完全な形でのデモンストレーションを2000年と見込んでいる。
3.1.1.2.3.8 CNS/ATM改修計画(Mr.Arnold Oldach,UPS,USA,Chiman)
(1)膨大な費用負担
CNS/ATMに向けて航空会社が今後負担しなければならない種々の費用に関し、UPSは数十アイテムに及ぶ改修項目を適応期日と共に掲げ、2001年迄に必要とする費用の算出結果を披露した。その一例は次の通りであった。

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(2)予想される改修件数
2001年に向けた改修について次の様に考えている。

 

 

 

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